上智大学-門をくぐれば、そこは小さな国際社会-
日本全国、そして世界中から学生や教職員が集結する上智大学。そんな上智大学の“いま”が分かる「9つのキーワード」から、特徴を紹介します!
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9学部29学科すべてが四谷に集結
コンパクトな規模ながら、人文・社会・自然科学系の9 学部29 学科すべてが四谷キャンパスに集結する上智大学は、まさに「小さな総合大学」。
学部学科、さらには学年の壁を越えた学際的な学びや出会いがあります。また、ソフィア祭、上南戦※、音楽祭など、所属を越えて大学全体で盛り上げるイベントも数多く開催されています。
多くの出会いがあなたに刺激を与え、視野を広げてくれるはず。
※上智大学・南山大学総合対抗運動競技大会
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文化・政治・ビジネスなど最先端の情報に触れられる
東京都心にありながら緑豊かな四谷キャンパス。都心で学ぶことのメリットの一つは、美術館、博物館、図書館、学術施設といった文化施設へのアクセスが良く、常に最先端の情報に触れられること。
また、多くの企業の本社や国際機関に囲まれ、インターンシップや就職活動を行ううえでも好立地です。東京駅にも新宿駅にも10分で行け、四ツ谷駅から徒歩3分というアクセスの良さは都心の総合大学のなかでも上智大学ならではです。
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開学以来、グローバル教育の先駆者
上智大学の原点は、カトリック修道会イエズス会の宣教師、聖フランシスコ・ザビエルにまでさかのぼります。1549 年、布教のために来日したザビエルは、知的好奇心あふれる日本人の資質を高く評価し、文化・思想の交流拠点として日本の首都に大学を設立することをイエズス会に要請しました。
およそ300年の時を経て、その遺志を継いだドイツ、フランス、イギリス出身の3人の神父によって、1913年に上智大学は設立されました。開学以来1世紀もの間、国や言語、学問の境界線を越えた教育・研究を展開してきました。
近年では、スーパーグローバル大学創成支援事業への採択、Sustainable Futures をテーマとした6 学科連携の英語による学位プログラムSPSF の開設、国際機関やグローバル企業との連携プログラムの充実化など、常に先の時代を見据えた教育プログラムを提供しています。
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92ヵ国から1500人を超える留学生が集う
日本全国、そして世界約90 の国や地域から集まった学生と教員など、異なるバックグラウンドを持つ人々が一つのキャンパスに集結する環境はまさに小さな国際社会。
国籍や母語、文化的背景の異なる仲間ともに学び、議論し、関係を深めていくことで新しい価値観や複眼的な視座が育まれます。そんな多様性あふれる環境のなかで、自らの学びを主体的にデザインすることは、個性を発揮するための知性を養うことでもあります。
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他学部の授業も履修可能。専門×好奇心で新たな視点を獲得
文理や専門の枠を越えて学ぶ全学部対象の全学共通科目や語学科目に加え、他学部他学科の開講科目、国際教養学部が開講する英語で行う授業などを履修できる制度が充実。
全ての学部が一つのキャンパスに集う学修環境だからこそ、物理的な制限を受けずに好奇心や興味の赴くままに学びを進めることができます。自身の専攻の周辺分野を学ぶことによって専門性を深化させることはもちろん、異なる分野との想定外の関連性に気づき、新たな視点を獲得する機会にもなります。専門分野を超えた学際的な学びから得られる知性こそ、複雑化する現代社会に必要とされるものです。
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専門を越えていく学びと卓越した海外への発信力
上智大学と聞くと、文系学部のイメージを抱く方も多いかもしれませんが、実は、「複合知」を強みとした理工学部も根強い人気があります。「複合知」とは、専門を越えていく能力のこと。物理・化学・生物・数学といった縦割りの領域からは専攻を選びきれない方、あるいは学びを深めるなかで関心分野が途中で変わってしまった方も、異なる領域を複合させながら自分のやりたい事を追求できるのが最大の特徴です。関心ある分野に対して確固たる専門性を持ち、それを足場に専門を越えていくことで、将来研究者や技術者になったときに関連する分野を連結させていく能力が開花します。
また、国際通用性も大きな魅力のひとつ。外国の文献講読、国際的な場での論文発表、国際会議や各種契約・交渉など、科学技術者・研究者にとって英語は、世界に視野を向け、発想力を豊かにする、強力かつ実用性に富んだツールといえます。語学教育を強みとする上智大学の理工学部がもつ世界基準の理工英語教育プログラムを通じて、高い語学力を身につけることができます。
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83カ国398 校と協定を締結。毎年約1000人が留学へ
創立時から築いてきた海外との幅広いネットワークは上智の強みです。
学びの場はアジア、ヨーロッパ、北米、中南米はもちろん、オセアニア、中東、アフリカなど世界中に広がっています。交換留学では、留学先大学で自身の専門分野の知識を深められ、留学中に修得した単位は卒業に必要な単位としても認定可能。留学中の学費は本学分のみで、留学先大学の授業料は免除になるという点も大きなメリットです。
また、「英語力に自信が無いけど留学には挑戦したい」という方向けの短期留学制度も充実しています。夏期・春期の長期休暇を利用して海外の名門大学で学べる「海外短期語学講座」や「海外短期研修」、インドやアフリカなどでのフィールドワークなどを通じて実践的な学びを得る「実践型プログラム」など、語学力や予算に合わせて海外留学に挑戦できます。
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多くの卒業生が国際機関や外交官など国際協力分野で活躍中
上智大学は、「他者のために、他者とともに」を教育精神に掲げ、創立以来、自分の能力を他者、そして社会に還元できる人の育成に努めてきました。
貧困、環境、ジェンダー格差、倫理など、地球規模の課題に直面する国際社会で、人と人との交わりを大切にし、世界平和、そして持続可能な未来のために邁進する多くの卒業生を輩出してきました。
上智大学国際協力人材育成センターでは、国際協力分野で実務経験が豊富な教員と、国際機関、NGO、企業など様々な協力機関・団体の力を結集し、通常の就職活動ではアプローチが難しい国際協力分野でのキャリアを目指す学生の積極的なサポートをしています。
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世界9カ国の海外拠点。世界と繋がるイベントも多彩
ニューヨーク、ロサンゼルス、ルクセンブルク、ケルン、カイロ、シェムリアップ、ASEAN ハブセンター( タイ)、北京、上海に海外オフィスを設置。上智大学ならではのネットワークを駆使し、世界と繋がるイベントを多数開催しています。
世界各国の国際機関からゲストスピーカーを招き、世界平和、人権、環境などについて考える国連Weeks、成長著しいアフリカ地域への理解と連携を促進することを目的に行われているアフリカWeeks など、学びのフィールドは多岐にわたっています。これまで、マザー・テレサや教皇フランシスコ、アントニオ・グテーレス国連事務総長など世界の知性が上智大学を訪れ、在学生に向けて希望に満ちたメッセージをお送りいただきました。