一般選抜で合格

学部学科試験・共通テスト併用方式
総合人間科学部・心理学科

母校に受験のことや大学のことを話しに行った際の写真です。

T・Yさん


一般選抜
学部学科試験・共通テスト併用方式
受験科目:英語、国語、数学

総合人間科学部・心理学科
群馬県出身

■受験生へメッセージ

自分は、受験が完全にうまくいったわけではないですが、結果に納得しています。なぜなら、その結果は全て自分に依るものだと思えているからです。自分でやりたいことを決めて、自分で志望校などを決めて、そのために必要なことを自分で考えて実行しました。受験生の皆さんも、自分で決めるということを大切にしてほしいです。そうすれば、どんな結果になったとしても、受け入れて前に進むことができます。自分と向き合える貴重な期間を大切にしてほしいです。

■上智大学を目指した理由、学部学科を選んだ理由

国家資格である公認心理師の受験資格を得ることができるカリキュラムがある大学を探している中で、上智の心理学科を見つけました。最初は、いくつかある志望先の一つでしたが、一般入試の一次試験のときにはじめてキャンパスに行き、ここで勉強したいと思うようになりました。調べていくうちに、上智の心理学科には、基礎系から臨床系まで幅広い先生がいることを知り、心理学をやるなら上智が一番良いと思って、本気で進学先として考えるようになりました。

【総合人間科学部】https://www.sophia.ac.jp/jpn/academics/ug/ug_hs/

■現在、大学生活で力を入れていること

大学生になってからアルバイトをはじめました。1年半ほど、個別指導塾で働いています。とてもやりがいのある仕事で、夏休みや春休みの期間は、ほぼ毎日朝から晩まで授業をしていました。サークルは、上智新聞編集局に所属していて、学生新聞を作っています。高校生のときから新聞を作っていて、いろいろな人から話を聞けるのがとても面白いです。やることがたくさんありますが、紙面が完成したときの達成感は最高です。勉強の面では、数学、特に統計を積極的にやっています。心理学には統計が必要で、自分は数学が大好きなので、時間があるときは本を読んだり手を動かしたりしています。昨年は統計検定2級に合格することができたので、準1級の合格に向けて勉強中です。

■上智大学に入学して良かったと思うこと

授業に関することで言えば、心理学の研究の面白さを知りました。上智の心理学科には、臨床系だけでなく基礎系の先生もいて、それぞれの分野のよさを知ることができます。入学前は臨床の道しか考えていなかったですが、今は研究をしたい気持ちが強いです。また、海外に行くチャンスが多いのも上智のよさです。自分は、外部の機関が開催したスタディツアーに参加して、カザフスタンとキルギスに行きました。それまで全く知らなかった国ですが、キルギスが大好きになりました。

■高校生活を振り返って

高校生のときは、勉強はもちろん、部活動や文化祭にも力を入れていました。特に、2年生の後半から3年生の前半は、新聞部の部長として、文化祭実行委員会の人事担当として、とにかく忙しかったです。もちろん、運動部の人に比べれば楽な方ですが、睡眠時間が短く、毎日疲れていたので、今思うとかなり大変だったと感じます。

■受験期を振り返って

3年生の前半は、部活動や文化祭があったため、授業や補習の予習・復習など、最低限の勉強はしていましたが、それ以上の勉強はあまりできていなかったと思います。時間にしても、平日は3時間程度でした。夏休みになると、大学別の模試があるので、志望校の過去問を解くようになりました。全教科一通りやるというよりも、赤本の25カ年シリーズで教科ごと、大問ごとにやって、確実に得点できるところを増やしていました。ただ、今思えば十分に身が入っていなかったように思います。勉強時間も、8〜12時間くらいで、かなりブレがありました。夏休みが明けてからは、第一志望の大学の総合型選抜のことを意識していました。また、この時期は模試が毎週あるので、その復習で手一杯でした。12月に総合型選抜の試験が終わり、共通テストの勉強に力を入れるようになりました。共通テストが終わってからは、学校の先生にお願いして、第一志望の過去問でひたすら添削を受けていました。

■おすすめの勉強方法

志望する大学にもよりますが、ある程度インプットが済んだ段階であれば、記述の問題をたくさんやるのがよいと思います。特に、ある程度記述の量がある問題をやると、要素ごとの知識だけでは太刀打ちできないので、俯瞰的に知識を整理できます。

■苦手科目とその克服方法

1年生の頃は数学が苦手でした。定期テストで30点前後を取ることもありました。ただ、数学ができない自分に納得がいかなかったので、教科書傍用問題集や網羅系問題集を完璧にしてテストに臨んでみると、一気に点数が80点を超えました。それからは、教科書や問題集で予習するようになり、点数はかなり安定して、得意科目になりました。自分に見合ったところから始めて、自信をつけていくことが大切だと思います。

■勉強の息抜き・気分転換

自分にとっての息抜きは、音楽を聴くことと、数学をやることでした。音楽は、好きなアイドルの曲をずっと聴いていました。数学が好きになってからは、他の教科の勉強が辛いときに、数学の問題集を開いたり実際に手を動かしたりして、息抜きにしていました。

■スマホとの付き合い方

スマホについては、あまり意識していませんでした。どうせ見てしまうのであれば、勉強に関係のあることをやればよいので、数学の動画をたくさん見ていました。

■学生生活の様子・勉強グッズ紹介

今年8月にカザフスタン・キルギススタディツアー (KRJC主催) に参加した際の写真です。キルギスにいる間に20歳の誕生日を迎えたため、お祝いをしてもらいました。前日にかなりの高熱を出して寝込んでおり、体調は最悪でしたが、貴重な思い出になりました。
メインストリートで新聞を配布しているところです。
ホワイトボードの写真です。自分の部屋の机の上に置いてあり、ちょっとした計算をしたり、勉強の計画を立てたりするために使っていました。頭の中にあることを視覚化する場です。

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