推薦入学試験(公募制)で合格

推薦入学試験
(公募制)
総合人間科学部・社会学科

U・Rさん

  • 推薦入学試験(公募制)
    総合人間科学部・社会学科
    東京都出身

写真は入学式の様子です。天気も良く、桜も満開で綺麗に写真を撮れて良かったです。上智大学へ通うことができ、ドキドキとワクワクで溢れていました。

■受験生へメッセージ

どんな結果になろうと後悔しないように、受験勉強や試験の本番までの過程で、できる限りの努力をしてほしいです。例え、合格がもらえなかったとしても努力した事実は消えませんし、人生のどこかで必ず自分の力になると思います。そして、自分にあっていそうな大学を見極めることも重要です。貴重な四年間をいかに充実させられるかに関わると思います。受験は辛いと思いますが、楽しい大学生活を送るために頑張ってください!

■上智大学を目指した理由、学部学科を選んだ理由

上智大学を選んだ理由は、自分の雰囲気に合っていると思ったからです。幼少期に海外で生活していたことや高校時代に留学をしていた経験があり、授業内容も学生の雰囲気も国際色が強い上智は、まさに自分が大学生活を送りたい環境だと思いました。また、出身高校から上智へ進学された先輩方の学生生活の様子がとても楽しそうで憧れていました。大学の立地も都心ですので、勉強もその他のことも充実できると考えたのも受験したきっかけです。社会学科を選んだ理由は、高校生の時、探究心が強く興味関心が分散しており、1つの学問分野に絞ることができませんでした。そこで、オープンキャンパスや知り合いの大学生に相談したところ、社会学科であれば社会に関連することを広く研究できると強くおすすめしてもらい、社会学の存在を知りました。私立大学で社会学を専門的に学べる最高峰は上智大学だと考え、受験しました。もちろん、社会学のみならず、その他の学科の授業を横断的に学べることも魅力的なところだと思います。

【総合人間科学部】https://www.sophia.ac.jp/jpn/academics/ug/ug_hs/

■現在、大学生活で力を入れていること

まずは、勉学に力を入れています。私の専攻である社会学は社会に関連する問題であれば広く研究テーマに置くことができます。日常生活でのちょっとした疑問などでも問いに設定することができるので、本当に知りたいことを調査して楽しんで研究しています。また、必修ではありませんが、中学生の時から興味関心があった韓国について多角的に学んでいます。文法などの基礎を学ぶ「コリア語総合」に加え、文化を学べる「コリアのことばと文化」、政治的・経済的側面を学べる「現代アジア社会の理解」、主に会話を練習するためにLLC※も活用し、網羅的に韓国について学んでいます。さらに、自分の住んでいた地域などについて学問的に学びたかったので、総合グローバル学科の授業を取ることがあります。社会学科は必修が少ないので履修をアレンジしやすいのも特徴です。
そして、上智大学公認インカレ KPOPカバーダンスサークル「Lupine(ルピナス)」の5期生としても活動しています。年に3回ほどある公演や、ソフィア祭、発表会、外部イベントに向けて日々練習に励んでいます。部活のように厳しくはありませんがメリハリをつけて練習し、高い完成度を目指しています。可愛いとかっこいいで溢れている素敵な空間で、同期にも恵まれ、大学生活を豊かにできているのは間違いなくルピナスのおかげです。

※Language Learning Commonsの略称。
四谷キャンパス6号館1階にある施設で、授業以外での語学学習の充実を図るためのさまざまなサービスを提供しています。
【LLC】http://www.sophia-cler.jp/llc/

■上智大学に入学して良かったと思うこと

ある授業中に教授が「誰かが発言した時に拍手が起こるのは上智らしいところですよね」とおっしゃっていたことがありましたが、相手を尊敬する心を持っている、優しく、朗らかな人柄の学生が多い気がします。また、とても真面目にノートを取ったり、リアクションペーパーを熱心に書いたりしている学生が多く、学びに対して真剣な姿が見られます。きちんと自分の意見を持っている学生ばかりなので、初対面の学生同士でも活発な議論が見受けられます。このような環境の中で身を置くことは自分の成長にも繋がっていると日々感じます。また、様々な留学制度※があり、サポートが手厚いのも上智に入学して良かったと思う点です。無料でオンラインでも一対一で相談にのってくれるアドバイザーさんもいますし、目的に合わせていける多種多様なプランの留学があり、自分も実際に活用して、この夏に念願だった韓国留学に1ヶ月間行きました。

【上智大学のグローバル教育】https://www.sophia.ac.jp/jpn/academics/global-education/global/

■高校生活を振り返って

主に、成績と部活と留学です。推薦を考えていたため、とにかく良い成績を取ることに努めていました。学習成績の状況(評定平均値)が、なるべく5になるように座学以外の書道や体育なども含め、全科目でできる限りの努力をしました。また、行事がとにかく多い学校で、それらも1つ1つ全力で楽しみました。特に、ダンス部での活動は寝る間も食事も惜しんで朝練・昼練・学校外練に力を注ぎ素敵な思い出を作ることができました。ちょうど高校1年生の1月から1年間の留学をし始めた矢先に、コロナ期間に突入したのですが、留学先ではコロナ禍でしかできないことに挑戦したり、その状況さえ楽しみ、語学力を向上させると同時に現地の様子や文化を実際に体験することができました。

■受験期を振り返って

自分は付属大学がある高校だったので、一般選抜は想定しておらず、総合型選抜や学校推薦型選抜(公募推薦)のみ受験しました。夏前までは、とにかく活動や資格の勉強に時間を割いていました。定期試験前の2週間は学校の勉強に集中し、それ以外はプログラムの立ち上げや会議、こども食堂のボランティア、受験校の見学、研究テーマについての調査や計画を行いました。夏休みは、受験校5校分の入試の書類作成に時間を充てていました。書類を作成しつつ、足りない箇所がでてくるとそこを埋めるようにフィールドワークをしていくように同時並行的に行っていました。直前期は、社会学がわかりやすく書かれた本(教科書)を読み、物事が社会学的に考えられるようにしました。加えて、何十回も面接練習も行いました。社会学科に通われている大学生や、高校の先生方、自分の親といった大人の方々に自分の書類を見てもらいながら行いました。

■おすすめの勉強方法

自分は夜に受験に関する作業や資格試験の勉強をすると考え込んでしまうため、代わりに早朝に行い、夜は淡々と行える定期試験の勉強をしていました。学校に行く電車の中では入試において必要な研究テーマに関する読書や、スタディサプリを使って英検の勉強、学校の勉強をして無駄な時間を過ごさないようにしていました。高校の昼休みも図書室に行ったり、勉強が終わってから食事を取ったりと勉強を優先させていました。高校の定期試験は黙々と勉強するのでなく、実力が点数に繋がるように、複数の先輩方から過去問をもらい、先生や年度での違いなどから試験の出方を分析していました。また、わからない箇所があればその日のうちに解決させるように心がけていました。試験2週間前に計画表を作るのは毎試験の恒例でした。

■苦手科目とその克服方法

座学は得意なのですが運動神経が悪く、体育が一番苦手でした。こればかりはどうにもならないので実力を伸ばすことは諦め、保健の試験で満点近く取ることや積極的に体育係や体育祭でのダンスリーダーを務めてまとめるなど、運動神経以外で努力していることを見せました。受験科目では、小論文が本当にどうにもならないくらい書けなかったです。さらに、自分が小論文が苦手と気がついたのが入試まで1ヶ月切っていたことが一番大変でした。苦手と気がついてからは、「小論文これだけ」という本にあるお題に400字で答える練習を1日に3回ほど行い、高校の国語の先生や自分の親などに添削してもらい、2、3回書き直しました。

■勉強の息抜き・気分転換

入試とダンス部公演の時期が重なっていたため、ダンス部での練習やメンバーで集まることが多く、それが息抜きでした。自分以外は誰も受験しないという空間で、悩みや辛さが共有できないこともありましたが、受験の緊張した空間ではないので、受験のことを少し忘れることができたのが自分にとって楽でした。また、癖になってしまうと良くないですが、気分転換や脳の活性化のために、甘い飲み物やお菓子でいつもより糖分を摂取していました。

■スマホとの付き合い方

受験をしない友人らが遊んでいる様子を見るのが辛いなど、他人と比較してしまうため、基本的に各種SNSからはログアウトしていました。連絡を取らなければいけない時などは使っていました。iPhoneの機能のスクリーンタイムなども使用していました。

■面接の対策について

まず、面接で聞かれるであろう質問の予想プロットを作成しました。自分の研究テーマに関しての質問、自分についての質問と、各大学に関する質問を用意しました。一度文章化することで自分の中でも筋道を立てて論理的に話すことができるようになります。面接は特に緊張していますので、ただ暗記するのではなく、言いたいことを理解し、順序立ててて説明できるよう何十回も練習しました。社会学科の大学生や、親、学校の先生方などに教授役として手伝ってもらいました。また、友人にも自分の志望理由書を見せ、どこか質問したくなる箇所はないかと聞き、答えていました。録音して声のトーンなども確認しましたが、今思えば、表情も見えるようビデオを撮れば良かったかもと思っています。ただ聞かれたことに淡々と答えていても合格はもらえないので、いかに心の底からその大学に入りたいかを熱弁できるかが面接の鍵だと思います。

■学生生活の様子

2023年のソフィア祭の前夜祭で、ルピナスとして韓国オーディション番組のGirls planetの「O.O.O」のカバーした時の様子です。8人verの構成を自分たちで考え、衣装やマイクを揃えて披露しました。本番では照明もアナウンスもついて本当にオーディション番組のようでした。
韓国留学の最後の修了式を終えた時の写真です。試験が不安でしたが満足いく成績をとることができました。中学生の時からの夢が叶い、胸がいっぱいでした。大学生活の中で記憶に残る素敵な経験をすることができたと思います。

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