推薦入学試験(公募制)で合格
(公募制)
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F・Kさん
- 推薦入学試験(公募制)
外国語学部・英語学科
- 推薦入学試験(公募制)
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上智大生愛用のソフィアジャージ、通称「ソジャー」を着て撮った一枚です。
■受験生へメッセージ
努力していても成績が伸び悩む時期が出てくるとは思いますが、自分を信じて最後まで後悔のないように志望大学、志望学科に向けて頑張ってください。とにかく受験は体力勝負なので、毎日美味しいものをよく食べてエネルギーをつけ、規則正しい生活を送って体調を整えてください。皆さんと上智大学で会えることを楽しみにしています。
■上智大学を目指した理由、学部学科を選んだ理由
より卓越した丁寧な英語話者を目指しており、「上智外英は日々の課題量が膨大」だと聞いていたからです。私の経験上、深い語学力は並大抵の努力では向上しないし、時間と環境が重要だと思います。また、日本語も大切にしたかったので国際教養学部は選びませんでした。
【外国語学部】https://www.sophia.ac.jp/jpn/academics/ug/ug_fs/
■現在、大学生活で力を入れていること
今、最も注力しているのは勉学であり、毎講義を心から楽しみながら受講しています。どの先生も個性的で面白く、毎時間新たな知識や興味深い情報を得て目が開かれます。課題の量が多くて大変なクラスもありますが、自分の力になると信じて前向きに取り組んでいます。また、入学後にフェンシングを新たに始めました。上智大学フェンシング部は体育会ではありますが非常にアットホームな環境で、先輩後輩仲良く練習することができます。運動部未経験の私でしたが、今ではフェンシングが大好きになり、一人で外部の練習に行ったり大会を見に行くほど夢中になっています。
■上智大学に入学して良かったと思うこと
英語学科の良さしか分かりませんが、純ジャパだけでなく帰国子女やハーフの子など様々なバックグラウンドを持った学生が多く、講義中のディスカッションを通して様々な価値観や意見を吸収できてすごく楽しいところです。皆個性が強く、面白い子ばかりです。また、先生方は心が温かくていい方ばかりですが、やはり課題は多い!睡眠時間を削らなければならないことも多いですが、結果的に(まぐれでも)TOEFLのリーディングで満点を取れるほど力がつきました。部活や図書館にいる時間も長く、今や上智大学は自分の居場所だと心から感じられる大切な場です。
■高校生活を振り返って
高校時代は、将来の夢などが特になかったので、『今やれることにベストを尽くす』をモットーにしていました。そこで、今しかできないと考えて高2の夏から米国の公立高校にAFS年間交換留学をしたのですが、その選考のために高校の評定が必要だったので常に日々の授業は大切にしていました。また、留学先でもボランティア活動やイベントで忙しい中でもクラスについていくために予習復習を必死にやらざるを得ませんでした。振り返ると、楽しいことも辛いことも含めて新しい経験をしながら鍛えられたタフな高校生活でした。否応なしに高校時代に自主的に勉強する習慣や忍耐力が身に付いたため、受験期の勉強をあまりストレスに感じることなく過ごせたように感じます。
■受験期を振り返って
受験期の1年間は授業開始1時間前に学校に着いて自習室で勉強に取り組んでいました。
【前期】当時は一般入試での受験を考えていたので、その対策をしていました。アメリカから帰国したら国語がますます苦手になっていたので、かなり時間をかけました。また、得意科目である英語力を落とさないためにも英語の単語や文法は欠かさずチェックしていました。この頃は、志望先がなかなか定まらないことが苦しかったです。ただし、公募推薦入試へのチャンスを残しておきたかったので、全教科の学習成績の状況(評定平均値)を維持するために全てに頑張っていました。
【夏休み】一般入試と公募推薦入試の対策の両立が本格化しましたが、これは想定以上に大変でした。公募推薦対策に時間を取られたことで、模試の成績が落ちたりと精神的に最も厳しい時期で心が壊れかけたこともありましたが、今自分がやるべきことを一つ一つ丁寧に取り組んでいました。
【直前期】公募推薦受験日の数週間前は、ひたすら英語筆記試験と面接の対策を行っていました。毎日英字新聞を読み記事を日本語で要約し、300 Wordの英作文を書いて高校の英語の先生方に添削していただいていました。面接も英語※での質問が多数あったので、英語脳にすることを意識していました。受験の時は先生方に本当に助けられたので、感謝しかありません。
※推薦入学試験(公募制)の面接は基本的に日本語で行われますが、一部の学科では英語で質問される場合もあります。
■おすすめの勉強方法
学校の休み時間などの隙間時間の有効活用です。日本史・世界史の一問一答、英語や古文・漢文の単語帳、何でも構いません。私は、短い時間に集中することで着実に力が付いたし、夜の睡眠時間を確保して心身の管理をしました。(必ず0時までに就寝していました)また、提出する英語検定試験のスコアは早めにとっておく方が効率がいいと思います。
■苦手科目とその克服方法
苦手科目は、ひたすら自分の苦手な箇所の問題の数をこなして克服しました。私は高校1年2年次で数学に苦労したので、個人塾に通わせてもらいました。塾が始まる前にわからない問題をマークし、教室では先生に質問し、自分でしっかりと理解するまで問題と向き合って評定をとりました。
■勉強の息抜き・気分転換
甘いものが大好きなので、疲れた時はクッキーやチョコレート、フルーツなどを食べてエネルギーチャージしていましたが、さすがにそればかりでは太るので、小さいおにぎりをたくさん作ってもらって高校の休み時間ごとに食べていました。また、起きた瞬間から自宅学習、入浴中、そして寝るまで好きな音楽を流していました。
■スマホとの付き合い方
当時はインスタやLINEなどSNSは最低限しか使っていませんでした。ゲームもしないので、スマホに依存する要素がありませんでしたが、iPodで音楽を流しながら勉強するのが私のスタイルでした。動画は我慢!していたので、合格後に存分に観た時の解放感は最高でした。
■面接の対策について
英語学科の公募推薦入試の面接は英語※での質問も多くあるため、より流暢に話すことを目指し、高校のネイティブの先生にお願いしてほぼ毎日英語で会話していました。また、高校の英語の先生が部屋の入室からのマナーを指導してくださいました。しかし、質問もいろいろ想定して準備したつもりでしたが、本番は全然違うことを聞かれましたし、今思うと我ながら拙い英会話力でした。とにかく、『自分が何故上智大学のこの学科を選んだのか』『上智大学での学びが自分の将来にどう生かされると思うのか』をしっかりと言語化して準備しておくことが大切だと思います。あとは、笑顔で積極的に臨めば大丈夫です!
※推薦入学試験(公募制)の面接は基本的に日本語で行われますが、一部の学科では英語で質問される場合もあります。