カトリック高校対象特別入試で合格

カトリック高校対象
特別入試
法学部・法律学科

T・Kさん

  • カトリック高校対象特別入試
    法学部・法律学科
    滋賀県都出身

大学で、吹奏楽サークルに所属し、トランペットを演奏しています。当初は他のサークルのメンバーに比べて上手く吹けず焦りもありましたが、練習に力を入れ、今では楽しく演奏しています。練習はもちろん真面目に取り組んでいますが、休憩時間やプライベートでは賑やかなサークルです。

■受験生へメッセージ

受験勉強お疲れさまです。大学に合格することはゴールではなく、その先こそが大切です。勉強に打ち込むだけではなく、自分がどんな学校でどんなことを学びたいのか将来を考える良い機会なので、勉強の合間に未来の自分像を描いてみてください。勉強のモチベーションも上がるはずです。受験勉強も大変だと思いますが、心身の調子は勉強や試験当日にも影響するので、忙しい時こそ睡眠や食事など生活リズムを整えて勉強に挑みましょう。受験がうまくいくことを陰ながら応援しています!

■上智大学を目指した理由、学部学科を選んだ理由

上智大学を目指そうと最初に決めたのは、「国際性」という他の大学にはない強みがあることに気づいたことでした。私はかつてドイツで生活をした経験があり、そこで自分の世界が広がったことから、自分の視野をさらに広げてみたいと思い、上智大学を目指そうと決めました。法学部を選んだのは法律ドラマが好きで、単純にそれを学んでみたいと思ったこと、ドラマや映画が好きでそれに関わる著作権などを学びたいと思ったことが理由でした。

【法学部】https://www.sophia.ac.jp/jpn/academics/ug/ug_law/

■現在、大学生活で力を入れていること

勉学はもちろんですが、私の大学生活で大きなウエイトを占めているのはサークル活動です。私は上智大学吹奏楽研究会でトランペットを担当しています。活動自体を楽しむことはもちろんですが、役職を通してサークルの一員として責任を果たすことを学びました。また、多くの仲間と出会ったことは大きかったです。学部でも多くの人と知り合いますが、部活やサークルで出会う仲間は共通の趣味を持っていることが多く、一緒に過ごす時間がたくさんあることから、より深い結びつきが生まれると思います。また、大学に入って一人暮らしを始めたので自炊や掃除・洗濯などの家事も頑張っています。

■上智大学に入学して良かったと思うこと

1つは、他学部他学科の授業を履修できること。卒業のために必要な単位として設定されているものもありますが、それ以外にも自分が学びたい専門外の授業をとることができます。もう1つは、東京にある大学ということもあり、海外からだけではなく日本の中でもたくさんの地域から集まった様々な背景を持った学生と出会うことができたことです。ゼミやサークルの中でも個性的な人が多く、自分の視野も広がりました。

■高校生活を振り返って

学校生活では推薦を狙っていたこともあり、当たり前のことを完璧にすることが大事だと考えていました。勉強面ではテストだけを頑張るのではなく、日々の授業で寝ないことや、発言することを心がけていました。勉強以外では国語の先生から誘われて参加した(高校があった)愛知県ゆかりの人物や戦時中の出来事を題材とした朗読劇に力を入れていました。高校の卒業生やプロの舞台俳優さんたちと一緒に一つのものを創り上げることは大変でしたが、とても思い出に残っています。

■受験期を振り返って

私はカトリック高校対象特別入試だったため、学内選抜が8月末※、大学での小論文と面接の試験が10月上旬にありました。受験期が始まった頃から志望理由書や試験での小論文に備え、小論文対策の塾に通っていました。そこでは文章の基本的な書き方をはじめ、伝え方や面接の練習などもしました。また、高校時代の成績が学内選抜や大学での選考では重視されるため、最後まで良い成績が取れるよう、予復習などの学校の勉強に力を入れました。夏休み期間中は学内選抜用の志望理由書に取り組みました。両親や友人らに読んでもらいながら、伝えたいことが伝わるよう工夫しました。夏休み末に学内選抜を通過した後は、小論文の強化に加えて、学校の先生方に面接の練習をしていただきました。小論文、面接ともに慣れが重要だと感じていたので、とにかく練習を重ねました。全体を通して1日におよそ3時間、週末は半日ほど受験勉強に費やしていました。

※カトリック高校対象特別入試の、高等学校内での選抜方法や時期は学校によって異なります。詳細は在籍している高等学校へお問合せください。

■おすすめの勉強方法

私がよくやっていたのは自分が先生になったつもりで、他の人に教えるように勉強する方法でした。ノートを板書のように見立てて、どのようにまとめればわかりやすいか考えながらノートに書き込み、それをもとに心の中で授業を行う感覚です。アウトプットを行うことで自分の理解を試すこともでき、暗記科目では呟きながら浸透させられるのでおすすめです。

■苦手科目とその克服方法

化学などの理系科目は特に苦手でした。苦手科目の勉強時間を増やして慣れていくことで、苦手意識を軽減させるようにしました。また、推薦で成績が重視されたこともあり、完璧を狙って勉強に集中するというよりは、平均以上を取れるようにして、得意教科をさらに伸ばしていく時間も確保するようにしていました。

■勉強の息抜き・気分転換

私はテレビを見ることが好きなので、番組を一つ見るなどと決めて見ていました。時間が決まっているので、だらけすぎることもありませんでした。

■スマホとの付き合い方

あまりスマホに依存するタイプではなかったのですが、勉強をする部屋にスマホを持ち込まないことは徹底していました。やはり通知などがあり、それに気づいてしまうと反応してしまうため、物理的に離してしまうことが効果的かと思います。

■面接の対策について

面接はペーパーテストとは異なり答えがないので、テクニックというよりかは慣れと事前準備がものを言うと思います。事前に訊かれるであろう質問(志望動機や自分の長所・短所)を予測して、答えを考えておきました。またその答えを家族や友人に聞いてもらい、言いたいことは伝わるかなどの意見を言ってもらっていました。また、当日緊張しすぎないように、先生や知り合いの大人の方など、大人と話すことの訓練を重ねました。

■勉強グッズの紹介

高校時代に使っていた歴史・英語・古文のノートです。歴史は時系列ベースで、出来事や人物を関連づけて学んでいました。英語は課題であった語彙力を向上させるため、ジャンルに関わらずたくさん読むことにこだわりました。古文は助動詞・助詞を中心に勉強するほか、現代語訳を必ず書き込むことで、感覚的にも現代語訳できるようにしました。

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