一般選抜で合格
共通テスト併用方式
S・Mさん
学部学科試験・
共通テスト併用方式
英語、国語、世界史
法学部・地球環境法学科
東京都出身
■受験生へメッセージ
これから受験を控える皆さんは、とにかく自分に負けず、歩みを止めないでください。私自身、受験生生活を振り返り、全く後悔はないかと聞かれたら、自信をもって「Yes」と答えることはできません。それでも、高1から志望していた上智に合格できたのは、決して多くはないけれど積み重ねてきた努力があったからだと思います。辛い時もあるかもしれませんが、成功を信じ、諦めず頑張ってください。皆さんが、志望校に合格されることを心から願っています。
■上智大学を目指した理由、学部学科を選んだ理由
高校2年生の時にオープンキャンパスやソフィア祭に参加し、キャンパスや上智生の雰囲気が自分に合っていると感じたため、上智を志望しました。また、高校時代から、社会の基盤である「法律」に興味があり、一般選抜でも法学部を中心に受験していたのですが、上智の地球環境法学科は、法律の中でも環境法を中心に学べるという点に、他大の法学部には無い魅力を感じ入学しました。
【法学部】https://www.sophia.ac.jp/jpn/academics/ug/ug_law/
■現在、大学生活で力を入れていること
私は現在、法学部地球環境法学科に所属しています。学科名に、環境法という名前が付く通り、授業では、公害問題等の日本で過去に発生した重大な環境被害の事件や、地球温暖化問題などの環境に関する授業が多いです。また、高校時代とは異なり深い内容まで勉強するため、難しさと共に日々新しい知識が増えていくことに喜びを感じながら勉強しています。
■上智大学に入学して良かったと思うこと
入学して感じた上智の魅力は、全ての学部が四谷キャンパス一つに集まり、看護学科以外は学年によるキャンパスの移動も無いことから、部活やサークルの時に学生同士が集まりやすいことだと感じました。また、四ツ谷という都心にあり、駅からも近いことから、様々な場所へのアクセスの良さも魅力の一つだと思います。
■高校生活を振り返って
高校1年時は、週6日の運動部に所属していました。運動部に所属していた頃は、部活と学校の勉強の両立にかなり苦戦していました。部活動を引退した高校2年からは、受験を見据えて本格的に勉強に取り組み始め、特に英語を重点的に勉強していました。学校でターゲット1900が配られていたので、授業の小テストでは毎回100点を取る気で勉強しました。英語は入試において配点も高いと思うので、なるべく早い段階で出来るようにすることが受験を制する鍵だと思います。
■受験期を振り返って
私が受験生だった高校3年の夏前までは、コロナの影響で学校も塾も休校しており、家で勉強せざるを得ない状況でした。コロナ前までは、勉強は塾や学校で全て終わらせ、家は休憩する場所と決めていました。そのため、突然休校となり友人にも会えない状況に適応できず、高校3年の1学期頃までは勉強に全く身が入らなくなった影響で、高校2年の頃に比べ成績を大きく落としてしまいました。さすがにこのままではまずいと思い、夏休み頃からは毎日最低でも10時間は勉強すると心に決め、勉強しました。夏休みは、特に世界史の暗記を中心に取り組み、学校で配られた共通テストレベルの問題集を使用して、基本事項は完璧に覚えられるようにしました。10月頃から直前期にかけては、志望する大学の過去問演習を中心に、分からなかった点はノートにまとめ、通学時間に見返せるようにしました。
■おすすめの勉強方法
オンとオフの切り替えをはっきりさせ、勉強する場所と休息する場所を分けた方が良いと感じました。私が通っていた高校は、7:30から開門していたので、なるべく開門と同時に高校に入り、予鈴までの約1時間は学校で勉強していました。また、下校後は塾の自習室で閉館ギリギリまで勉強し、家に帰ったら寝るだけの状態にしていました。このように、オンとオフをしっかり切り替えていたことで、勉強により集中できていたのではないかと思います。
■苦手科目とその克服方法
私の苦手科目は古文・漢文でした。苦手だった理由として、英語や世界史の勉強に重点を置いていたことや、正直あまり好きではない科目だったため模試でも中々成績が上がらない科目だったことがあります。克服するにあたり、まずは少しの時間でも単語や文法等の暗記に使って基礎的な部分を固め、問題演習することが大事だと感じました。また、古文・漢文は、問題文を音読することでより覚える効率が上がると思います。
■勉強の息抜き・気分転換
学校や塾からの帰りの時間に好きな音楽を聴くことや、帰宅後、家で夕食を取っている間に好きなテレビ番組を観ていたことが、受験勉強中の良い息抜きになっていました。
■スマホとの付き合い方
私は受験勉強中に、「Studyplus」という勉強時間を記録するアプリを使用しており、記録している間は絶対にスマホを触らないと決めていました。ただ、どうしても誘惑に負けそうだという場合は、誰かに預かってもらうことも必要だと思います。