一般選抜で合格(2方式で合格)

■TEAPスコア利用方式
■学部学科試験・共通テスト併用方式
文学部・英文学科

T・Mさん

■TEAPスコア利用方式
■学部学科試験・
共通テスト併用方式
受験科目:英語、国語、日本史

文学部・英文学科
東京都出身

■受験生へメッセージ

私のまわりには推薦入試で進学先が決まった友人が多く心細かったですが、直前期になれば残り数カ月で受験は終わります。「100年近くある人生のうちの数か月なら頑張ってみようかな」と思い、私はどこまでできるのかやってみようと考え始めました。ネットの情報や周りの人からの声で不安になることもあるとは思いますが、自分の出身大学を決める大事なタイミングになると思うので、ちょっとの間だけ頑張ってみてください。

■上智大学を目指した理由、学部学科を選んだ理由

上智大学は第一志望校でした。英語のスキルをより高めて、海外とつながりを持ちたいと考えていたため、グローバル教育に力を入れていて国際系の学部が多い上智大学がぴったりだと考えました。さらにキリスト教について勉強してみたかったのでキリスト教系の大学を希望していました。英語という言語そのものや詩的表現に興味があったので英文学科を志望しました。

【文学部】https://www.sophia.ac.jp/jpn/academics/ug/ug_human/

■現在、大学生活で力を入れていること

言語学習に力を入れています。大学1年の時に第二外国語としてコリア語を選択し、現在も学習を継続しています。当初はただ授業を受けていただけでしたが、会話練習をしてみたいと思い、LLC※の外国語コミュニケーショングループに参加して、コリア語学習中の日本人学生や韓国からの留学生たちと知り合いました。それぞれの国の文化を比較して共通点や相違点を見つけてみたり、韓国で流行っているゲームをしたり、韓国語の習得という目的以上のものを得られました。
上智大学は最大22個の言語を学べるので現在はさらにタイ語の授業を受講しています。また英文学科ではほとんど英語を読んだり英語で話したりする授業を受けていて英語漬けになるので、留学生たちとの交流に役立っています。

※Language Learning Commonsの略称。
四谷キャンパス6号館1階にある施設で、授業以外での語学学習の充実を図るためのさまざまなサービスを提供しています。
【LLC】http://www.sophia-cler.jp/llc/

■上智大学に入学して良かったと思うこと

大学に入ってから感じたギャップとして「学生の勤勉さ」が挙げられます。大学生はルーズな生活を送っているというイメージがありましたが、小テストの対策やレポート準備など、なにも準備していない学生が周りに少ないように思います。また、授業の質も高いです。先生方は毎回の授業にたっぷり時間を割いて準備してくれていると感じます。休むのはもったいないと思うような授業ばかりで一人ひとりにフィードバックをくれることも多いので、充実しています。

■高校生活を振り返って

高校時代は部活の部長と聖歌隊の活動に力を入れていました。聖歌隊の活動は高3の冬まで続けていましたが、気分転換になってよかったです。この時から学校の生徒代表として、校外の方と接することが多かったので現在大学で務めているキャンパスツアーガイドの業務にも結び付いているように思います。

■受験期を振り返って

高3の前半は緊急事態宣言で、学校も通いはじめたばかりの予備校も閉まっていたため、とりあえず手元にあった参考書を計画的に解き進めていました。大手予備校は授業が講師によって千差万別なので、自分に合う先生を決めたうえで、その先生の勧める参考書や勉強法を6月頃から実践していました。自習では集中が続かないタイプだったので、飽きたと思ったら違う教科の勉強をしたり、疲れたと思ったら頭を使わない日本史や古文などの知識系科目の勉強を始めたりしていました。
夏休みは夏期講習を最大限活用して勉強時間を確保していましたが、11月の上智大学の推薦入試(公募制)を受けようと考え始めたため、一般選抜の勉強をおろそかにしてしまいました。結果として、一般選抜の対策は公募推薦入試の合否発表があった12月から直前期にかけて駆け込みですることになりました。
また、センター試験から共通テストへの変更に伴い、各大学が入試制度を変更した年だったため、問題慣れすることができませんでした。そのため、過去問はあてにせずに、実力をつけることを心がけていました。模試の結果は間違えたところを復習するためだけに使い、判定はほとんど気にしていませんでした。

■おすすめの勉強方法

予備校の日本史の先生に「受験会場で頭の中でノートを開けるように」と言われて作ったノートを基に、インプット・アウトプットを繰り返し行っていました。試験直前まで山を張るなと言われていたので、時代・テーマを絞らずに勉強したことで、問題対応力がつきました。問題を解いているうちに、それがどのページのどのあたりに書いてあって、周りにはどのようなことが書かれていたかを思い出せるようになり、前後関係や年号なども自然に覚えていきました。

■苦手科目とその克服方法

古文が苦手でしたが、高3の春に受けた予備校の体験授業で「古文は知識が8割」というお話を聞き、マインドを切り替えました。それまで古語や文法などを覚えてこなかったのですが、模試や参考書の問題などで間違えたところを中心に復習することで知識が定着したため、本番の試験に間に合いました。

■勉強の息抜き・気分転換

元からロングスリーパーだったため、睡眠不足で勉強してもすぐに眠くなってしまうので、好きなだけ寝ていましたが、できる限り朝早く起きて朝から活動するように意識をしていました。時々、気分転換に日本史のノートに資料の簡単なイラストを描いたり、英単語帳にはその単語が使われている曲の歌詞などを書き込んだりしていました。学校では友達とのおしゃべりを優先し、学校外で受験勉強に励んでいました。

■スマホとの付き合い方

勉強の導入にスマホを使っていました。勉強以外のときに音楽を一切聴かないでおいて、勉強をはじめるときに音楽を聴きながら始めていました。音楽を聴くことで集中力が高まり、集中してきたら曲を止めてスマホを離れたところに置いていました。

■面接対策について

推薦入試(公募制)と神学部の一般選抜の二次試験で面接を受けました。基本的に想定される質問の答えを考え、学校の小論文の先生に添削してもらいつつ、出来るだけ多くの先生に面接練習をお願いしました(公募推薦は不合格でしたが、神学部の一般試験は合格しました)。

■勉強グッズの紹介

予備校で配られたプリントを貼って、時系列にまとめたノート (ルールに従って全てのページを同じようにまとめたことで勉強しやすかったです)
勉強の合間に描いたイラスト (図の問題に対応するために行いました)
英単語に関する歌詞 (勉強と関係ないことと関連付けることで楽しんで単語を覚えられたと思います)
使用した英語の参考書 (時々、基本的な英文法を復習することも行っていました)

上智大学 Sophia University Sophia U
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