一般選抜で合格
N・Mさん
TEAPスコア利用方式
受験科目:英語、国語、世界史
総合グローバル学部・総合グローバル学科
神奈川県出身
■受験生へメッセージ
受験は長丁場で自分の選択や勉強法、周囲からのプレッシャーなどさまざまなところで不安を感じたり、精神的に追い込まれたりしてしまいがちだと思います。そのような気持ちを抱えているのは自分だけではないし、そのとき感じている不安は友人、先生、家族などに少しでも話してみて欲しいと思います。それだけで心に余裕が生まれると思いますし、周囲から元気づけられることもあります。そして最後は自分が今までしてきた勉強と努力、選択を信じて受験に臨んでください、応援しています。
■上智大学を目指した理由、学部学科を選んだ理由
以前からニュースや海外映画を通じて、国際政治や各国の政治情勢に興味を持っていたので、国際関係論や政治以外にも、地域研究、ジェンダーや文化、教育などさまざまな分野が学べる面が良いと思い総合グローバル学部を選択しました。また、受験期はアメリカ大統領選で盛り上がっていた時期で、学部長の前嶋和弘教授のメディア露出が多かったことも影響していたと思います。私自身は大学に入るまで海外経験がなく海外留学をするのが夢でもあったため、国際色豊かで留学や渡航プログラムに力を入れている面も考慮して選びました。
【総合グローバル学部】https://www.sophia.ac.jp/jpn/academics/ug/ug_gs/
■現在、大学生活で力を入れていること
現在は英語研究会(E.S.S)のドラマセクションに所属し、英語劇に取り組んでいます。私自身、演劇関連は初めての挑戦で、公演を作るために大変なこともたくさんありますが、多種多様なメンバーと一緒に楽しく活動しています。勉学では、学部の授業以外に言語の習得・上達に力を入れたいと思い、英語で行われる翻訳や歴史、ジャーナリズムの授業、第二・第三外国語としてフランス語、カンボジア語の授業を履修しています。また、来年度の留学を目指して、現在、交換留学に出願中です。春期休暇中にはローマ巡礼に参加したり、夏期休暇中にはジュネーブ国際機関集中研修に参加したりと貴重な体験をしています。大学にいる間にも、留学生との交流に参加して国際交流の機会を積極的に持つようにしています。
■上智大学に入学して良かったと思うこと
上智大学の良さの1つ目として、国際色がとても豊かで、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちから刺激を受けられる点があります。純ジャパで、小中高は公立の学校に通い、海外経験ゼロの私にとっては、最初は引け目を感じたり、他の人の経歴に圧倒されたりしていましたが、今では自分が上智に入学し勉強していることを誇りに思うのと同時に、たくさんの人との交流を通じて自分の視野をどんどん広げていこうとしています。上智大学は、看護学科の目白聖母キャンパスを除いて、すべての学部が四谷キャンパスに集まっているので、全学共通科目やサークルなどを通じて他学部他学科の人と交流ができるのも魅力だと思います。
■受験期を振り返って
<前期>私の通っていた高校では小テストが多く、小テストの勉強と課題、その日の授業分の復習で手一杯だったため、夏休み前までは受験に特化した勉強はしていませんでした。1年生の時からこのような小テストの勉強とその日分の復習、定期テスト等で基礎を地道に固めるようにしていたので、3年生になってから基礎力で焦る必要がありませんでした。
<夏休み>夏休みは勉強漬けだったと思います。自分が受験する科目は何かしらの形で一日一回は目に触れるように意識していました。一日中勉強漬けも辛いので、洋画を見ながら英語の勉強兼世界史の勉強をしました。
<直前期>今までの問題集や過去問をやってみて、自分が苦手な分野、単語、文法を見直すようにしたり、問題を解き直したりしていました。受験勉強全体として意識していたのは、参考書や単語帳は一つに絞り、それを何度も何度も繰り返し解いていくことです。勉強が不安になると様々な教材に手を出したくなってしまいますが、その気持ちを抑えて自分にあった教材一つから習得できるものを全て吸収するようにしました。