特別入試で合格

推薦入学試験(指定校制)
文学部・英文学科

S・Rさん

推薦入学試験(指定校制)
文学部・英文学科
兵庫県出身

■受験生へメッセージ

大学受験は人生の転機の1つでもありますが、それと同時に自身が大きく成長できるチャンスでもあります。学びと発見があれば失敗はありません。ベストを尽くして頑張ってください。

■上智大学を目指した理由、学部学科を選んだ理由

留学生が多いことから、普段から国際交流できる場がたくさんあると思ったからです。また、グローバルな環境で大学生活を送りたかったというのも上智大学を選んだ理由です。英語が好きだったため、高校の指定校推薦枠があった上智大学文学部英文学科を選びました。

【文学部】https://www.sophia.ac.jp/jpn/academics/ug/ug_human/

■現在、大学生活で力を入れていること

入学した時、とにかく新しいことや自分の知らないことにたくさん挑戦する4年間にしようと決めていました。部活動は体育会のアーチェリー部に入り、サークルは国際交流の団体に入って活動しています。学内では、上智大学に来る留学生の日本での生活をサポートするボランティアと、留学生が日本語でスピーチをするコンテストで留学生にアドバイスをするスピーチボランティア、オープンキャンパスなどで学内を紹介するキャンパスツアーガイドをしています。

■上智大学に入学して良かったと思うこと

第二外国語以外にも、たくさんの言語を学ぶ機会が設けられていることが上智大学の良さだと思います。また、大学のSSICという団体が、留学生と交流できるようなイベントをたくさん開催してくれているので、何かのコミュニティに属していなくても、そのイベントに参加すれば留学生と交流できたり仲良くなれるのが上智大学ならではの良さだと思います。私は、そういった国際交流することが好きなので、SSICのイベントなどに積極的に参加していましたが、その経験を通してコミュニケーション能力が高校生の時より格段に上がったな、成長したなと感じています。

■高校生活を振り返って

高校生の時はとにかく定期考査で点数が取れるように、良い成績が取れるように、ということを意識して毎日の積み重ねを大事に勉強していました。電車の中では常に何か(特に英語の単語や語彙を増やすために単語帳で勉強していたことが多かったです)の暗記をしていましたし、毎日クラスの誰よりも早く教室に行って自習していました。課外活動については、高校一年生の夏休みにオーストラリアに2週間研修に行きました。今振り返ってみると、大学で国際交流したい、自分の世界を広げたいという思いはこの時からあったと思います。

■受験期を振り返って

私は推薦入試(指定校制)で大学に入りましたが、高校内の内定をもらうのが遅かったので、高3の秋までは一般受験の人と同じくらい勉強していました。勉強時間ばかり気にしてしまうと、その日の勉強の質が高くても達成感を得れないと感じていたので、毎日どれくらい勉強していたのか正確にはわかりません。しかし、週三回塾に通っていたのと、移動時間、朝の自習時間、放課後の家での時間は勉強していたので、最低限の勉強時間は確保できていたと思います。夏休みはとにかく自分の苦手なところをつぶすようにしていました。私は特に日本史が苦手だったので、他教科より日本史を勉強する時間を長めにとっていました。また、日々の勉強において、集中して時間を忘れている時以外は2時間以上連続で同じことを勉強しないということを心掛けていました。これは限られている時間の中でダラダラ勉強するのは良くないと思ったからです。ある程度のところまで勉強したらまた明日にするか、どうしても同じ教科を勉強したかったら一回席を立って飲み物を飲んだり外の空気を吸ったり、落ち着いてから取り掛かるということを意識していました。気乗りしない時に無理に教科を決めて勉強しても効率が悪いだけなので、自習で勉強する教科はその時の気分で決めていました。

■おすすめの勉強方法

一日の自分の生活の中で一番気が抜けているのはお風呂に入っている時で、その時に覚えていることは絶対に忘れないのではないかという自論を持っていたので、お風呂での勉強は個人的にはおすすめです。普段は、その日あった授業で何を学んだのか、ざっと頭の中で振り返って、思い出せなかったり理解できてなかったなと思ったところをお風呂から上がってから寝るまでの間に勉強するというサイクルを作っていました。定期考査前日などテストが近づいてくると、絶対に覚えたいことを小さいメモに書いてジップロックに入れ、お風呂に持ち込んで勉強したり、これを覚えられるまでお風呂から出ないというようなルールを作っていました。もし、この方法を実践するなら、➀お風呂の短い時間で覚えきれるくらいの少ない情報をメモに書く、➁ある程度時間が経っても覚えられない時は逆に効率悪いので潔くあきらめてさっさと風呂から出る(自分の分からないところを発見できたというポジティブな気持ちで!)の2つのことを前提に置くべきだと思います。

■苦手科目とその克服方法

日本史が苦手だったので、ルーズリーフで時代に分けて細かく勉強していました。新しく情報ができても、自由な場所にページが追加できるのがルーズリーフで勉強していて良かったなと思った点です。テスト直前まで覚えられなかったり、重要だなと思ったりしたところや新情報は付箋に書いてあとから貼れるようにしていました。

■勉強の息抜き・気分転換

私の勉強の息抜きは音楽と糖分です。休憩している時は好きなアーティストの好きな曲を聞いてリラックスしていました。また、常に何かしらの糖分やブドウ糖を摂取できるお菓子を持ち歩いていたので、塾の休み時間などにはそれを食べて気分転換していました。

■スマホとの付き合い方

勉強の時にスマホは机の上に置かない、勉強を始める時は通知を切るという鉄則は徹底していました。休憩でスマホを触る時は絶対に時間を決めて使っていました。また、人間は白黒のものに興味を示しにくいという心理を用いて、受験勉強を本格的に始めた高2の冬からはスマホ画面の背景や待ち受けはすべてモノクロの写真にしていたのと、SNSのアプリはホーム画面からは消して見えないようにしていました(これが効果があったのかはわかりませんが、スマホを触りすぎたなと思ったことはほぼありませんでした)。

■面接の対策について

推薦入試の面接の直前に二回ほど、高校の英語担当の先生に頼んで練習しました。同じ英文学科の枠で面接をした先輩方の過去3年分のデータが学校に残っていたのでそれを参考にして準備しました。英文学科は日本語と英語の質問どちらも聞かれる場合があるので、日本語で答えられることを英語でも話せるようにという練習をメインに対策していました。

※推薦入学試験(指定校制)の面接は基本的に日本語で行われますが、一部の学科では英語で質問される場合もあります。

■勉強グッズ紹介

英語の過去問です。夏休みに高校で行われていた短期の英語講座を受講した際に使用していたノートを利用し、左側には実際の過去問、右側はノートをとるスペースとして活用していました。
日本史を自分なりにルーズリーフにまとめたものです。あとから書き込んだりメモを貼ったりできるように余白を少し開けて、これを見たら何でもわかるという自分用の教科書として使っていました。
高校2年生から3年生にかけて毎日のように使っていた参考書、単語帳です。高校で指定されていたものもありますが、単語帳は毎日電車で開いていた思い出の品です。

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